2022年07月05日

K&K original Wedding( 黒ドレスと赤色のお花達+α )

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TRATTORIA Companio

イギリスアンティークが光る
レストランウエディング。
ご要望は 基本的に
赤で 赤バラを入れて欲しい。

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様々な
英国アンティークテーブルが
並んでおりますところに
大きさの違う 赤いブーケロンを
リズミカルに 並べてみました。

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高砂テーブルは
赤色を 基本としていて
ややブラックと差し色の
パープルを 少々いれて
赤色を 引き立てております。

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右手には
鍵入れに似た
アンティークボックスがあります。

こちらには
素敵なスプーンが ずらり並んでおり
とっても 良い感じでしたので
高砂テーブルとセットにて
撮影をしました。

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ゲスト席の全体図

結構な
長いゲストテーブル席に
なっております。

下画像を よく観察しますと
長いイスが 見受けられます。

こちらは 英国の教会で
使われていた イスと思われます。

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そして、
ゲスト席のブーケロンは
実は 少々違う 花材で
制作をしております。

下段の赤バラの品種は
ヘンデッタとガーネットジェム
の組み合わせ。

花材
ヘンデッタ バラ・
ガーネットジェム バラ・
姫水木・夕霧草・ウェストリンギア・
グレープアイビー・キーウ クレマチス。

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上段の赤バラの品種は

マタドールとガーネットジェム
の組み合わせ。

花材
マタドール バラ・
エルヴァレンジ バラ・
ガーネットジェム バラ・
淡いパープル アジサイ・
キーウ クレマチス・
キャプテンプロミスカラー・
カントール カラー・グレープアイビー・
レックスベゴニア ベニトチバ・姫水木。

そして、グラス下に
添えております
赤いバラの花びらは
品種サムライ&ガーネットジェムを
使いました。

花材
ブラックベリー・
キーウ クレマチス・
サムライ バラ・
大輪咲きの赤胡蝶蘭。

何故、違う花材を
使うかと言いますと
会場全体を 同じ種類のみでまとめると
溶け込みすぎて 賑やかさに
かけると感じているからです。

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右側に 見えますのは
鉄製アイアン英国製の
パブテーブルとなっております。

こちらには 撮影用として
僕が セットした花嫁さまの
ブーケに なります。

実は 入場後に
このようにセットして頂き 会場全てを
大中小のブーケ達が 意気投合するように
なっております。

意味的には
新郎新婦さまとゲストさまの
喜びの思いが 一つに 繋がるという
意味に なっております。

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そして
高砂テーブルのサイズに
ついて ですが

横幅 約155センチ ×
基本の高さ22〜25センチで
一番高いところ30センチ程(蔦)
× 奥行き30センチ前後。

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抜群の発色をかもす
高砂テーブルは
ゲスト席からの眺めと
新郎新婦さまからの眺めを
考えて製作したところ
厚みは 肉厚の30センチ程に
なりました。

僕のオススメポイントは
メタル色に輝く 存在感ある
レックスベコニアに なります。

花材
マタドール バラ・
ガーネットジェム バラ・
キーウ クレマチス・
キャプテンプロミスカラー・
姫水木・グレープアイビー・
レックスベゴニア ベニトチバ・
羽衣ジャスミンの葉・
ダウカスダラ レースフラワー・
パープル アジサイ・ビックチリ胡蝶蘭・
ドライのサンキライ実・水苔・
レオナルドダヴィンチ バラ苗木。


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高砂の高さに
ついてですが

今回は テーブル台よりの
基本の高さ25センチ止まりで
制作をしました。

新郎新婦さまの顔やドレスとの
愛称が 程よく溶け込み
ゲストさまからの眺めで 高砂全体図が
よく見えますので このように
制作をしております。

また、
会場の天井の高さや
テーブルのサイズなどを考慮して
高砂のアレンジメントを 制作するので
一概に この高さが正解とは
言い切れないので
あくまでも ここは トータルバランスを
みて考えないといけないのかなと
毎度、感じております。

高砂テーブルを 最大限に
美しくするには
どうしたら良いのかを 考えて
制作をしました K&Kさまだけの
オリジナル作品に なります。

いけばなチックになりすぎると
蜜と疎のアップダウンが 激しすぎて
寂しくなりがちに 成りかねないので

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今回は 交差理論を
少々とりいれることで
自然の要素を何気に 残せたので
うまく まとまったと感じてますし

最後の締めとしまして
胡蝶蘭が 蝶のやくめとして
赤バラに 泊まっているかのように
制作することが とても とても
重要な ポイントでした。

ちなみに
胡蝶蘭の花言葉は

幸せが飛んでくる

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締めの役割としての
ブーケスペシャル台は
アール・ヌーヴォー デザインの
曲線が 美しいアイアンを
セットしております。

こちらは
アンティーク加工として
鉄を 削りサビさせたり
ゴールドやツヤなしブラックを
ペイントしたり
また鉄を加工し プロポーションを
安定させた花台を 使用しております。

その下には
ミニバラ・ガーネットジェムを
ラウンド状に 並べアレンジしております。

ブーケ台の花材等は
ガーネットジェム バラ・
ラウンドプラ容器・
マックスライフオアシス・
アクアグルー接着剤・
ドライのサンキライ・
キーウ クレマチス・
赤胡蝶蘭・羽衣ジャスミンの葉・
ジャンパンゴールドリボン・水苔・
ラウンド ガラス・ラウンド アイアン・
1945年代 ティフィン ジューンナイト
クリスタルグラスの一点物の大きな花瓶。

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ブーケは
モデルのような
新婦さまとブラックドレスに あわせて
大きめな セミキャスケードのような
制作を させて頂きました。

花材
マタドール バラ・
ガーネットジェム バラ・
ワイルドオーツ・カントールカラー・
羽衣ジャスミンの葉・グレーブアイビー・
ダウカスダラ レースフラワー・
キーウ クレマチス・姫水木。

こちらは
ロゼット咲きのマタドールを
ふんだんに 使っております。

サイズは
幅40センチ超 × 高さ40センチ程

綺麗な 新婦様と美しいラインの
ブラックドレスに ドンピシャリでした。

帰り際に
大絶賛でした!
大絶賛でしたと!!

レストラン店長さまに
言われてしまいました。

新郎新婦様、ゲスト様方々も含め
誠に ありがとう ございました。

出会いに 感謝です。

最後に 新婦様より
新郎新婦さまのツーショットの
素敵な 写真をいただきました。

花嫁さまとブーケが
ドンピシャリで 素敵すぎました。
とても とても 感動しました。

K&Kさまへ

大入り 恐縮です。
お心遣い 厚く御礼申し上げます。



追伸、
プラスアルファとは
ブーケ&花台の事では ありません。

クラッシック家具に
お花を 馴染ませる為に
 一工夫をしております。( 内緒 )



posted by HIRO at 10:33| ウエディング装花
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